「小学生女子の足関節捻挫の後遺症による痛み」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
先日、ソフトテニスをしている小学生女子が足関節周囲の痛みを訴えて来院されました。
5月頃から足関節周囲に痛みが生じて、近傍の整形外科に通院していたがあまり変わらず、翌月痛みが増して他の整形外科を受診したところ、下腿(膝関節~足関節)外側の筋肉の炎症だといわれ、リハビリでマッサージを受けていたとのこと。
下腿外側の筋肉、つまり腓骨筋ですが、その筋肉が固くなるには原因があり、固くなっているからマッサージをしていても痛みは変わりません。
患者様の患部の状態を確認すると、足関節の不安定性により今回の痛みが生じていると判断しました。また、シンスプリントの痛み(下腿の中下1/3の圧痛)もありました。
当院では、足関節の不安定性がある方に対して、足関節の安定化を図る運動を行っています。その運動を行うと下腿外側の痛みがやや軽減しました。
足関節の不安定性により、下腿や足関節周囲に痛みが生じる可能性があります。痛みの部分に対する治療ではなく、その痛みが何故生じているのかを見定めて治療を行う必要があります。
足関節周囲に痛みがある方や治療を受けているが改善しない方は、札幌市のTKM整骨院へお越しください。