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「60代男性の慢性腰痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)

4~5年前からの腰痛を訴えて60代男性が来院されました。

<症状>

・夜寝ていると腰痛が生じて目が覚めるので、寝る前に腰部に湿布を貼って寝ると痛みが生じにくい。

・長く座っていると腰痛が生じる。

・立位で体幹後屈時に痛みあり。

・腰部の既往なし。

<寝具>

・枕は、柔らかい枕を使用

・ベッドのマットレスは固め

<身体状況>

・背部筋が固くなっている

・肩甲骨周囲筋の弱化あり

<施術>

・肩甲骨周囲筋のトレーニング

<施術後の結果>

・立位で体幹後屈時の痛みが消失

<所見>

柔らかい枕の使用により、肩甲骨周囲筋が弱化し、腰痛が生じていると判断しました。
上記にあるように、肩甲骨周囲筋のトレーニングを行い、固くなっている筋肉の固さを解し、腰痛が改善しました。

柔らかい枕の使用により、頚部・肩部・背部・腰部に痛みが生じる可能性があります。
枕を替えずに肩甲骨周囲筋のトレーニングを行っても、効果が小さいので、まず適切な枕に替えて、合わせて肩甲骨周囲筋のトレーニングを行うことにより、腰痛の根本的な治療になってきます。

 

腰痛でお困りの方、腰痛の根本的な施術を受けたい方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。