「中学女子のテニス活動による膝痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
中学女子(テニス部)が膝痛を訴えて来院
<経緯>
1ケ月前に外傷性の原因はないが、テニスをしているときに膝痛が生じた。近傍の整骨院へ行き下肢の循環を良くするための施術を受けたが痛みが増した。次に、整形外科を受診して、炎症が起きていると診断されて、リハビリを受けるが、痛みは変わらず。
<痛み>
平地歩行では痛みはないが、階段昇降で膝痛あり
テニスの練習中に膝痛が生じる
<筋力>
大腿前面の筋力の弱化あり
<施術>
大腿前面の筋力を向上するための運動 → ホームプログラム
<所見>
階段昇降の際に膝痛が生じるのは、大腿部の筋力が弱いため膝関節に負担がかかるためです。また、大腿前面の筋肉で内側にある内側広筋の筋収縮の状態も合わせて確認する必要があります。
まずは、日常生活で痛みが生じない状態にして、次にスポーツ特性を考慮して、更にパフォーマンスを向上できるように下肢・体幹筋のレベルアップを図りたいと考えている。
スポーツをしている方で身体に不具合を感じている方や膝痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。