「40代男性の手指の痺れ」の症例報告(痺れの状態と原因及びその施術について)
40代男性が手指の痺れを訴えて来院
<症状>
心当たりがなく、母指・第1指・第2指の手のひら側先端に痺れがあり、手指を動かすと痺れが気になる
<身体状況>
頚部を動かすが痺れには関係なし
手関節(手首)の不安定性あり(TFCC損傷の疑い)
<施術>
前腕部・上腕部の運動とストレッチ
<所見>
手指に痺れが生じる原因としては、①頚椎で神経が圧迫されて生じる場合、②上腕部・前腕部の筋肉が固くて神経が圧迫されて生じる場合、が考えられる。頚部を動かした際に痺れと関係なしと判断して、上腕部・前腕部の筋肉の固さを解すと痺れがやや改善した。
TFCC損傷(疑い)により手関節(手首)が不安定になり、肘から手指にかけて痛みや痺れが生じる可能性がある。痛みや痺れの生じた原因に外傷性の原因がない場合、TFCC損傷によるものと考えることができる。
日常生活において、手関節(手首)は知らず知らずのうちに負担がかかることがあります。それにより、肘から手指に痛みや痺れが生じる可能性があるのです。
肘から手指にかけての痛みや痺れでお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。