「40代男性の下腿部痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
40代男性が下腿部の痛みを訴えて来院
<経緯>
1週間前に道を散歩中に捻じったが、その際炎症症状は生じなかった。
安静時に下腿部痛が生じる。
<痛み>
①歩行時痛はなし
②座位時・就寝時に下腿部痛あり
<身体状況>
足関節捻挫の既往歴があり、足関節の不安定性あり
<施術>
足関節安定化のためのエクササイズ
<所見>
足関節捻挫は、足関節にある靭帯損傷を伴い、靭帯損傷には靭帯が伸びる・切れるとあり、痛みが消失しても損傷した靭帯はそのままである。よって、足関節は不安定な状態になり、捻挫を反復する可能性がある。今回の症例は上記の状況が考えられ、足関節を捻じったが殆ど症状が出なかった。
構造的に回復するためには再建術を要するが、機能的に回復するためには足関節周囲筋を向上する必要がある。特にスポーツをしている方には必須となる。
関節の不安定性がある場合、日常生活で長く歩くと膝から下の下腿部や足関節周囲に痛みが生じる可能性がある。
下腿部痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。