足関節捻挫
今回は足関節捻挫について説明します。
足関節捻挫はスポーツによる外傷で最も多く、内返し捻挫(内側に捻り外側に痛みが生じる)と外返し捻挫(外側に捻り内側に痛みが生じる)があり、圧倒的に内返し捻挫が多い。
捻挫とよく言いますが、細かく言うと靭帯損傷です。
その程度はⅠ~Ⅲ度、軽度損傷(伸長)、中等度損傷(部分断裂)、重度損傷(完全断裂)となります。
多くの方は、しばらくして痛みがなくなると治ったと思っておりますが、損傷した靭帯は痛みが消失したからと言って元の状態には戻っていません。
伸びたら伸びたまま、切れたら切れたまま、いわゆる関節の不安定性が生じていることになります。
それを周囲の筋肉で補強してあげる必要があります。
そして、関節の安定性が回復して治ったといえることになります。
それを怠ると、しばらくしてその後遺症が生じる可能性が大です。
特に冬道では、不整地であり、滑りやすいため、足関節に負担がかかることは免れません。
また、捻挫は再発し易いというのは関節の不安定性が残存しているため、起こり得ることです。
また、受傷直後はRICE処置を必ず実施するようにしてください。
特にアイシングをするか否かは、予後に大きく影響します。
また、アイシングは努めて氷を使用してください。
氷で冷やせないときには、冷湿布でも止むを得ませんが・・・氷は深部まで冷やすことができますが、その他は表面のみの冷却になります。
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