「80代女性膝外側の痛み」の症例報告(腸脛靭帯炎による痛みとその施術について)
80代女性膝外側の痛みを訴えて来院
<経緯>
知らず知らずのうちに痛みが生じた。
<痛み>
立ち上がり時に膝外側に痛みあり
<身体状況>
①grasping test陽性
②殿筋の弱化あり
③足関節不安定性あり
<施術>
殿筋エクササイズ
<所見>
本症例は、腸脛靭帯が固くなり膝の曲げ・伸ばしに支障をきたし、立ち上がり時に痛みが生じたケースです。場合によっては、歩行時に痛みを生じることもあります。
腸脛靭帯が固くなった原因は、殿筋の弱化により股関節の外側に負担がかかり、外側にある大腿筋膜張筋が固くなり、下方に広がったものである。
施術において、大腿外側や膝外側をストレッチすることにより、一時的に固さが解れるが時間経過とともに元に戻る。主原因である殿筋の弱化が変わっていないためである。
殿筋のエクササイズにより、立ち上がりによる痛みは改善しました。それを継続することにより、同様な痛みが生じにくい身体になります。
膝外側の痛みにお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にお気軽にご相談ください。