「50代女性の足底痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
50代女性が足底痛を訴えて来院
<経緯>
約2ケ月前から足底痛が生じて、最近は歩き初めに痛みが生じるようになった。
<痛み>
①足底部、特に踵付近に痛みあり
②圧痛あり → 足底腱膜が固い
<身体状況>
①足底部の筋力、特に足趾屈筋群の弱化あり
②外反母趾あり
<施術>
①足趾屈筋群のトレーニング:タオルギャザー
②足底の荷重のかけ方についてアドバイス
③改善がみられない場合、足底板(インソール)の使用も考慮
<所見>
立位時に足趾が使用されていないと足趾屈筋群が弱化し、足底に負担がかかり、足底腱膜が固くなり、足底に痛みが生じる可能性があります。
固くなっている部分をマッサージして解しても一時的なもので、時間経過とともに元に戻ります。
痛みが出ている原因に対してアプローチすることが重要であるので、弱化している筋力を向上すること、足趾を使用するように学習することが必須となります。
良く足底のツボ押しとかマッサージを受ける方がいますが、後々のことを考えると足底に痛みが生じることになると思いますので、ご注意ください。
足底痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。