「40代男性の腸脛靭帯炎(ランナー膝)」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
40代男性が腸脛靭帯炎で来院
<経緯>
ランニング中に膝外側に痛みが生じるようになり、整形外科を受診したが改善に繋がらないため来院された。
<痛み>
①膝外側に痛みあり(グラスピングテスト陽性)
→ ランナー膝=腸脛靭帯炎
②日常生活では痛みなし
<身体状況>
同側殿筋の弱化あり
<施術>
殿筋エクササイズ
<所見>
殿筋の弱化により、股関節外側に負担がかかり、股関節外側にある大腿筋膜張筋~腸脛靭帯が固くなり、腸脛靭帯炎が生じると考えている。よって、殿筋のエクササイズにより大腿部外側筋の固さが解れて 痛みの軽減につながります。
また、患者様は6ケ月前に同側の足関節捻挫を患い、その影響により殿筋が弱化したと思われる。
殿筋は、腰痛・坐骨神経痛・殿部痛・腸脛靭帯炎等と強く関係しており、殿筋を日常的にトレーニングしておいた方が上記の痛みが生じにくいと考えている。
腸脛靭帯炎でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。