「20代女性の腰痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
20代女性が腰痛で来院
<経緯>
生理痛があったので、腰部に薄いクッションを入れて寝た。その後、前日と異なる腰痛が生じて改善する気配がない。
<生活環境>
・枕の素材は羽毛で低い
・マットレスは柔らかい
<身体状況>
・立位体前屈で腰痛あり
・背部から腰部の筋力の弱化あり
・腰椎の前弯(反り腰)あり
<施術>
・弱化している筋肉の運動 → 前屈の可動域が改善
・腰椎の前弯 → 運動により一時的に改善
・そば殻枕を提案
<私見>
不適切な寝具の影響により、背部~腰部の筋力が弱化しているケースです。
また、その影響により腰椎の前弯を形成していた。腰椎の前弯、つまり反り腰のことで、この状態は生理的に腰痛が生じると言われています。中には、長い時間座っている(授業中など)ことにより腰痛が生じる方もいます。
背部~腰部の筋力が弱化していると、頚部や腰部の脊椎疾患(ヘルニア・すべり症・狭窄症等)を患う可能性もあるので、筋力UPに努めることが肝要です。
腰痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。