「30代女性の肩凝り」の症例報告(痛みの状態・原因及び施術内容について)
30代女性が肩こりで来院
<経緯>
肩こりがあったので、3年くらい前からスポーツジムへ通うにようになった。そこで筋膜リリースを行うためストレッチポールを勧められて行っているが、変化がみられないため来院された。
<痛み>
①肩を動かすと肩甲骨でゴリゴリ音がする
②頭部を動かすと頚部の付け根に痛みあり
<身体状況>
肩甲骨周囲筋の弱化あり → 柔らかい枕が原因と考える
<施術>
肩甲骨周囲筋の運動
<所見>
筋膜リリースについての私見ですが、以前から用具を使用して単にマッサージをしているように感じていました。ですから、今回の症例のように患者さんは3年経っても変化していなかったと思われる。
肩凝り改善のためには、①肩甲骨周囲筋の筋力向上、②適切な枕の使用、が肝要と考えている。
不適切な枕の使用により頚椎にストレスがかかり、その結果肩甲骨周囲筋の弱化につながると考えています。適切な枕とは、横向きに寝た時に身体の中心線が床と平行であり、頚や肩周りに痛み・違和感がない状態です。枕が柔らかい素材になると頭が沈み込むので良くないことになります。
肩凝りでお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。